付き合い始めてから9年、結婚してから4年ほどが過ぎた頃に第二子が誕生し、私たちは4人家族になりました。
二人で始まった暮らしに子どもが一人、また一人と増え、毎日は以前よりもずっとにぎやかに。
そんな我が家の注文住宅で家が建つまでを、書いてみます。(2027/1末に引き渡し予定、現在は基礎が完了した状況です!)
まずは、初めてモデルハウスを見学した日のことです。
※金額や住宅性能は、見学当時に受けた説明と記憶をもとに記載しています。
家を建てようと思ったきっかけ
家を建てようと思ったきっかけは、一つではありません。
まず、給料が少し上がり、以前よりも住まいの選択肢を広げられそうだと感じたこと。
そして、子どもが二人になり、今まで問題なく暮らしていたマンションが、増え続ける子ども用品で少しずつ手狭になってきたことです。
今のマンションに住み始めてから4年になるタイミングの更新も、約1年半後に控えていました。
次に住むならどんな家がいいのか、暇があれば賃貸物件を探していたそんなある日、自宅近くで建築条件付きの土地が売り出されました。
大きな分譲地で、モデルハウスも公開されているというチラシが、ちょうど自宅のポストに入っていたのです。
それまで持ち家を本格的に考えたことはありませんでしたが、そのチラシを見て、
「家を買うのもありなのかもしれない」
なんて思うようになりました。
そこから、次の賃貸物件を探しながら、持ち家についても並行して調べ始めたのが、我が家の家づくりの始まりです。
まずは住宅ローンについて調べた
持ち家に興味を持ったとはいえ、住宅ローンという巨額の借金には、かなりの抵抗がありました。
家を見に行く前に、まず調べたのはお金のことです。
- この金額を、この年数、この金利で借りると毎月いくらになるのか
- 固定金利と変動金利にはどんな違いがあるのか
- 収入に対して、どのくらいの返済比率なら現実的なのか
- 家を買うときには、現金がどの程度必要になるのか
いろいろ調べていくうちに、建売住宅でなければ厳しいのか、それとも少し背伸びをすれば注文住宅まで手が届くのか、実際に話を聞いて確かめたくなりました。
そもそも、僕は一軒家に住んだ経験がありません。
マンションでしか暮らしたことのない自分が、一軒家を見てどう感じるのか。
そんな興味もあり、見学を予約しました。
半休を取って、家族で見学へ
見学当時、妻はまだ育休中。
僕は仕事を半休にして、妻と生後半年ほどの息子を連れて現地へ向かいました。
上の子の保育園のお迎えがあったため、話を聞けるのは1時間程度の予定です。
まず案内されたのは、分譲地内にある事務所でした。
そこで家族構成や年齢、勤務先、年収、貯金額などを用紙に記入し、関西弁の気さくな営業担当さんから説明を受けました。
平均的な価格帯は約5,300万〜5,400万円
話を聞いてみると、この分譲地で家を建てる場合、土地と建物を合わせた平均的な価格帯は約5,300万〜5,400万円とのこと。
住宅性能については、耐震等級3相当、断熱等級5との説明だったと記憶しています。
おおかたの予想どおりで、ペアローンであれば我が家の収入でも購入できる可能性がありそうでした。
もともと共働きのペアローンを想定していましたし、ペアローンでもそんな大金を借金できる身分になったのかと少し誇らしげに思いました。
ただし、希望する土地を押さえるためには、100万円を用意する必要があるとのこと。
そんなまとまった現金がすぐに必要になるとは考えておらず、手元のお金は何も考えずに積み立てへ回していたため、現金化するには1週間程度かかります。
また、分譲地はすでに半分程度が埋まっていました。
残り半分の中で比較的土地代を抑えられる区画は、長方形と台形の残り2区画。
台形の土地は、建物の壁に折り返しが生まれる関係で、建築費が少し高くなる可能性があるとの説明により、選ぶならもちろん長方形の土地です。
ただ、営業担当さんからは、
「長方形の区画は、すでに見学された方がいて、前向きに検討されている状況です」
と言われました…。
「なくなるかもしれない」と聞くと、急に欲しくなっちゃいますよね……。
その時点で、だいぶ購入に考えが寄っていたように思います。
1時間の予定が、あっという間に過ぎていた
説明を聞きながらいろいろ質問しているうちに、上の子を迎えに行く時間になってしまいました。
妻と息子はいったん保育園へ向かい、僕だけが残って話を聞くことに。
ちょうど1時間ほど経ったところで、営業担当さんから声をかけられました。
「お話だけだとイメージも付きにくいと思うので、モデルハウスも見てみましょうか?」
せっかく来たのだから、見ない理由はありません。
土地は約50坪、建物は延床約33坪のモデルハウス。
妻も上の子のお迎えを終え、再びこちらへ戻ってから向かうことになりました。
初めてモデルハウスに入った感想
家族で合流してモデルハウスへ入り、最初に思ったことは……。
「楽しい〜」
でした。(語彙力)
なんとも言えない感情でしたね〜。
新しいアトラクションに初めて乗ったときのようなワクワクとドキドキ。玄関からテンションが上がりました。
そして、もう匂いもズルい。
木の匂いっていうんでしょうか……。
あとは……玄関が広い。
リビングも広い。
キッチンの天井が少し下がっていて、なんだか格好いい。
階段がリビングにあり、その先には大きな吹き抜け。
家自体が大きい。
吹き抜けの上では、大きなシーリングファンがゆっくり回っています。
子どもたちは楽しそうに家の中を走り回り、屋上テラスへ出れば開放感もある。
一軒家はこうも広く豪華なのかと呆然としていました。
モデルハウスは標準的な建物より約500万円分、多くのオプションが含まれているとのこと。(それは豪華に感じるわけだ……。)
一方で、多くの人が見学に訪れるモデルハウスとして使われているため、販売価格は少し抑えられており、家具もプレゼントされるそうです。
「モデルハウスは豪華仕様だから、あまりそのまま受け取らない方がいいですけどね」
と前置きがありながらも、設備を見るたびに、
「これは何万円くらいでできますよ!」
と、細かく説明してくれました。
見学自体は楽しかったのですが、「これは10万円、あれは20万円」と聞くうちに、金額の大きさには少し疲れた記憶……。(アイアン手すり、高かったです)
あ、そういえば、当時はまだ住宅についての知識が浅く、床材についてだけ尋ねたところ、突板とのことでした。(今思えば窓周りは、断熱等級5ということを考えると、アルゴンガス入りLow-Eペアガラスのアルミ樹脂複合サッシ辺りでしょうか)
また、設備メーカーの説明も受けましたが、今でも覚えているのは、キッチンがトクラスだったことくらいです。
ただ、設備メーカーを1社に絞ることで割引があったり、まとめて仕入れて価格を抑えているという説明も覚えているため、キッチン以外もトクラスだった可能性は高いかと思います。
それでも、その場では決められなかった
モデルハウスを見た直後は、もう買う気分。
そして、狙うなら買い手が決まりそうな長方形の土地は残り1区画。
それでも、その場で決めることはできませんでした。
一番大きな理由は、土地を押さえるための100万円をすぐに用意できなかったことでしたが、ほかにも冷静に考えると気になることがいくつかありました。
- モデルハウスの吹き抜けは気持ちよかったものの、実際に暮らす家に必要なのか
- 今の家より駅から遠くなることを受け入れられるのか
- 自然が多い分、虫も多い場所で問題ないのか
何より、家はとてもきれいだったのに、そこで自分たちが生活している姿までは、まだうまく想像できませんでした。
この不安がなければ、無理をしてでも100万円を用意していたと思います。
その日は、いったん帰宅して考えることにしました。
まだ残っていたら
帰宅後、妻とは何度か前向きに話し合いました。
「モデルハウスを見た直後だから、気持ちが上がっているだけかもしれないね」
「でも100万円を用意できたときに、まだ土地が残っていたら進めてもいいかもね」
多少のデメリットには目をつぶってもいいと思うくらい、初めて見たモデルハウスの印象が強く残っていたのだと思います。
狙っていた土地が、先に押さえられた
そろそろ100万円を用意できそうだと思っていた頃、ハウスメーカーから連絡が入りました。
「希望されていた長方形の土地ですが、別の方が先に押さえました」
ローンの審査結果によっては再び案内できる可能性があるため待つか、もう一つの台形の土地を検討してほしい、という話でした。
少しショックは受けましたが、台形の土地はお断りした上で、長方形の土地が再び空くかどうかを待つことにしました。
土地を取られた2〜3週間で、考え方が変わった
結局その後、先に土地を押さえた方が住宅ローンの審査に通らず、再び我が家へ連絡が来ることになるのですが。
しかし、その頃には最初に見学したときとは状況が変わっていました。
連絡を待っていた2〜3週間の間に、ほかのハウスメーカーを見学し、自分たちでも住宅設備や性能について調べていたからです。
知識が増え、自分たちが家に求めるものが少しずつ分かってくると、最初に見た土地とモデルハウスへの興味は薄れていました。(もしあのときすぐに100万円を用意できていたらと思うと……本当に良かった……)
すでにいろいろありましたが、
ここから我が家のハウスメーカー巡りが始まり、最終的にウィザースホームで注文住宅を建てることになります。
次回以降では、ほかにどんなハウスメーカーを見たのか、そして最終的にウィザースホームを選んだ理由について書いていきます。
続きはまた次回!

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