ハウスメーカーを7社から3社に絞った理由|住宅展示場を予約するまで

前回の記事では、初めてモデルハウスを見学し、狙っていた長方形の土地をほかの方に先に押さえられたところまで書きました。

その続きです。

土地が再び空いたという連絡がくるまでの、2〜3週間。

その間、YouTubeやブログで住宅について調べたりしながら、

「どうせ注文住宅を建てるなら、どんな家がいいと思う?」

なんて、妻と話すようになりました。

同時に、本当に今の収入で注文住宅を建てても大丈夫なのか、予算についてもあらためて計算し直したりもしていました。

今回は、そんなこんなしながら数あるハウスメーカーを調べ、見学を予約するまでの話です。

※各社を比較したのは、2025年9月頃です。2026年9月時点で内容を調べ直し、変更が確認できた箇所には一部注釈を入れていますが、住宅性能や標準仕様などは現在と異なる場合があります。

どんな家にしたいか考えた

初めてモデルハウスを見学する前に知っていたのは、断熱等級や耐震等級というものがあること、床材にも種類があること、シューズインクローゼットという便利そうな収納があることくらい。

そこで、ハウスメーカー選定の基準を明確にするため、そして僕たち夫婦の軸を決めるために、家に求めるものも一度洗い出してみました。

今の家の上位互換にしたい

初めて住んだ家は1R、その次は1LDK、そして今は3LDK。

購入=最終傑作というわけで、せっかく注文住宅を建てることですし、部屋の広さや数、設備のグレード、使い勝手、収納量など、できる限り今の家よりよくしたいと思いました。

ちなみに上位互換といっても、駅からの距離については、今のマンションを選んだ時点で「自転車で15分以内なら許容」と考えていたため、徒歩20分以内なんて条件は、もうはなから諦めてます。(子連れで駅近に住める大富豪ではありません)

注文住宅らしい家にしたい

もちろん、最終傑作なわけですから。

どうせ注文住宅を建てるならということで、よくある見た目や仕様ではなく、自分たちなりの好きが感じられる家にしたいとも考えました。

もちろん、建売住宅にもちゃんとよさがありますよ!なんと言っても立地、価格ですね。

あ、そして急ですが、建売住宅を購入予定の方は、表記されている金額でローンを組んで終わりではないので注意してくださいね。

諸費用で150万円程度はほぼ上乗せ。そこから場合によっては、カップボードやカーテンレール、網戸などなど、オプションを入れたら合計で「200万円追加で」みたいな話はザラだと思います。(エアコンやカップボードなど、賃貸から持って来られないかもしれないものを購入したりと、意外に現金がかかる点にも注意です。)

あとあと、そもそも建売住宅を購入しようとしている人がこんなブログを見るとも思えないですが、購入を考えている方は、こんな注文住宅の情報を載せているブログなんて見ない方がいいと思いますよ!調べたら最後、気になっちゃうと思いますから……。

屋根があればもう家です、住めます。

音問題はできるだけ避けたい

私事ですが、4人兄弟の長男でして。6人家族でマンションに暮らしていました。

男2人、女2人に分かれて、6畳もない洋室2部屋をそれぞれ使っていたのですが、普通のマンション暮らしなので3LDK。もう一室しか空きがなく……。

結局そこでしか両親は寝ることができず、しかもリビング隣の畳の部屋なわけでした。

勘のいい方なら、もうお分かりですね。

父上は毎日、こんな大家族を養うため夜遅くまで仕事をして、帰ってきて眠いわけです。なのに、子どもたちはゲームをしたり、母親と雑談したり、大笑いしたり。

……もう雷、落ちますよね(ごめんね、父上)

まあ、そんな光景を見ていたため、音にシビアになるのは必然といいますか。よって、吹き抜けと平屋は候補から外しました。

どっちも注文住宅らしくて魅力的なんですけどね。

子どもって大きくなれば声量が上がるので……。吹き抜けを採用したい方は、大きいお子さんがいる家庭の声なども確認できたらいいかもしれないです。

あと、2階建てによくある老後の階段問題は……あと40年もすれば、立っているだけで2階まで運んでくれる機械が普及していると思っています。

将来のメンテナンス費用も抑えたい

最後ですね。今はだいぶ気にしている方が多い印象です。

調べれば調べるほど、外壁、屋根、バルコニー、住宅設備、保険など、将来お金がかかるものが次々に出てきます。

しかも、どれも金額が全然かわいくありません。

毎月の返済額も高いんだから、嫌でも考えさせられますよね。

注文住宅に使える予算を計算し直した

話を少し戻しますが、最初に見学したハウスメーカーは、比較的価格を抑えた会社でした。俗に言うローコストです。

それでも土地と建物を合わせて、当初はギリギリ手が届くかもしれないという金額感でした。

はい、そうです。

「じゃあローコストメーカーでしか建てられないじゃん」

そうなるわけです。中堅以上は夢のまた夢。

まずは、今まで上限だと思っていた借入額が限界なのか、確認する必要がありました。

本来、本業(FP)の方に相談するのが丸いのでしょうが、なぜかどういった条件で算出されるのか気になってしまい、動画や記事を見ながら個人でエクセルにまとめてました。

だいぶ厳しめに見たと思います。見逃しがちで、ぱっと出てきたところで言うと以下でしょうか。

  • 物価高による生活費の上昇を加味
  • 住宅ローン金利が4%程度まで上がった想定
  • 残業が減り、収入が下がった想定
  • 子どもが増え、産休や育休で世帯収入が下がった想定
  • 家を建てたあとに必要になる税金や修繕費

あ、でも厳しめって言いながら、子供が大学で一人暮らしみたいなところは、ベッドタウンなので考えない方針でいってますね……。

まぁそんな感じで、結果としては当初考えていたよりも予算にはまだ余白があるとなったわけです。あとは、中堅メーカーの守備範囲に入っているのかですね。

……ということで。急な、どうでもいいかもしれない耳寄りな情報!(どっち?)

  1. 収支計画っていうのは、各家庭により本当に変わります。もちろんですが、大前提に支出が多い家は少しハードルが上がります。2、3ヶ月でいいので、生活レベルを落として無理なく過ごせるか確認しておいてください。過ごせれば余白が増えます。
  2. ハウスメーカーから紹介されるFP相談もいいのですが、住宅購入を前提とした試算になりやすいことは意識しておいた方がいいかもしれません。本当に厳しい条件まで確認したいなら、住宅会社と利害関係のないFPへお金を払って相談する方法もあります。
  3. どちらにしても高い買い物であることには変わりありませんので、賃貸より財布が厳しくなる人の方が多いです。僕は昔から今を大切にしがち、という側面があるので偏っているかもですが、物価も金利も不安定な時代だからこそ、臆せずお金を回し、稼ぐ姿勢が大事なんじゃないかなと思っています。これからも、しっかり働きます。

すでに意識されている方、意識する必要のない方は大丈夫です。突き進んで下さい。

住宅展示場へ行ってみることにした

だいぶ寄り道しましたが、改めて中堅ハウスメーカーの価格に収まるのか確認するため、近場の住宅展示場からハウスメーカーの選定を行うことにしました。

余談ですが、YouTubeでは

「最初に住宅展示場へ行ってはいけない」

なんて話をよく見かけますね。

これは、メーカー自体はよくても、担当者が新人含めたランダムで選ばれてしまう可能性が高いから、という理由です。

まーただこれは、紹介する側の人から「紹介の方がいい」と言われても、少し広告っぽさを感じちゃいまして。そもそも紹介された方のスキルが高くても、性格合わない場合あるしなということで考えませんでした。

それではまず、選定するにあたり候補に挙げたハウスメーカー一覧です。

  1. 桧家住宅
  2. 一条工務店
  3. アイ工務店
  4. アキュラホーム
  5. タマホーム
  6. ウィザースホーム
  7. クレバリーホーム

ほかにも数社調べはしたのですが、この7社とどこか似ていて、価格や仕様、品質面で少しだけ違うのかなという印象だったのでこうなってます。

あ、地域工務店は候補に入れなかったのであしからず……。

理由は次の2点。

  • ハウスメーカーよりも施主側で考える比重が大きそうだと思った
  • 品質のいい工務店にたどり着くまで、何社も回ることへの不安(子供が小さくて……)

それでは、これから7社に対する特徴、感想と選定結果を書いていきます。

1.桧家住宅

桧家住宅といえば、全館空調の「Z空調」ですね。

「各フロアにあるエアコン1台で、そのフロアの温度が均一に」

みたいな感じだったと思います。実際季節に左右されず、トイレや廊下まで快適なのはだいぶ惹かれました。

そしてそれはそのままデメリットにもなりますね。部屋ごとに温度を変えられないので。

ここがメリットに感じるのか、デメリットに感じるのか。

……僕にとってはデメリットでした。

冬、寝る時の暖房乾燥が気になるのと、寒い中でふかふか布団にぬくぬくしたいタイプだからです。

ほかにも、止めた状態から家全体が涼しく、暖かくなるまで時間かかりそうだなと思ったこと、多少なりともメンテナンス費用は上がりそうってのも要因です。

おまけに、比較的新しい高性能エアコンを2台持っていることもあり、お見送りしました。

2.一条工務店

一条工務店は、言わずもがなですね。戸建住宅販売戸数は業界No.1。高断熱・高気密、全館床暖房、太陽光・蓄電池が強みの上に、まだ手が届きやすい価格という、時代の申し子のようなハウスメーカーです。

ただですね……結果からお話しますと、お見送りしました。僕にとって重大な問題があるからです。

すっごい個人的な感想ですよ?動画をいっぱい見てたら、若いアイドル見たら起こる、あの現象になっちゃいました。

「違いが分からない」

全然嫌いなわけじゃないです。むしろ羨ましいです。蓄電池ほしいですし。

ただ、階段(オープンステア)とか間接照明ついた棚の長いお風呂とかキッチンの御影石とか、ある意味もう標準のようなオプションを見過ぎて……ね。

僕が天邪鬼みたいなところもあるんだと思います。

3.アイ工務店と4.アキュラホーム

正直に言って、アイ工務店とアキュラホーム、最初は違いが分かりませんでした。

結局こういう自由度が売りのハウスメーカーとか工務店は、突き詰めるとオプション増し増しで同じ家ができるんじゃない?と思ってました。

……そんなことはありませんでした。(手のひらクルックルです)

自由度が高いのは前提として、ざっくりと次の特徴があります。

  • アイ工務店:断熱やデザインなど、全体的に高水準。価格は比べると少し高い
  • アキュラホーム:大開口、大空間が売り。価格は比べると少し安い

上記を踏まえて、2社から1社を選ぶことに。

結果、予約したのはアキュラホームでした。

大開口がズルいですね。家に求める条件に合った、圧倒的な注文住宅感。

当時比較した中では、かなり唯一無二に感じました。

5.タマホーム

一条工務店と同様に、こちらも言わずもがなですね。ローコストメーカーの代表格です。こちらも注文住宅といえばですよね。

候補に入れた理由は、来場したらもらえる3万円分のQUOカード。……ではなく、やはり一番は価格です。

調べた限り、どのハウスメーカーよりもQUOカードをもらえそう。

……あ、違う。QUOカードを抑えられそう。

……ん?あ……、総額を抑えられそうでした。

全国的な知名度があるからこそ、ローコストメーカーの中では信用できるのかなと考えていました。

こんなの予約確定です。

なんたって3万円分のQUOカードをもらえますからね。(調べたら2026年9月時点で、最大4万円分のPayPayポイントプレゼントをやっているだと……、くっ……。)

6.ウィザースホームと7.クレバリーホーム

最後に比較したのが、この2社です。

ちょっとニッチじゃないです?名前を聞いたことない方もいそうです。

特徴としては2社とも、外壁タイル、陶器瓦が標準装備ってところかと思います。

そして主な違いは、次のとおりです。

  • ウィザースホーム:新昭和グループの直営ハウスメーカー。関東を中心に一部地域のみ施工が可能。比べると、価格は少し高め。建築工法により家の形に制限が入ることがあるが、標準の断熱性能は高め
  • クレバリーホーム:新昭和グループが全国にフランチャイズ展開するハウスメーカー。比べると、価格は少し低め。ある程度の自由度を持った家を作れる。当時比較した基本仕様では、断熱性能はウィザースホームより弱い印象

直営とフランチャイズって、それが違うと何が変わるの?ってなりますよね。

一応調べると、

「フランチャイズは施工や対応が加盟店の工務店に左右されるため、品質がブレる可能性があるが、融通が利きやすい。一方で、直営は品質や対応を期待しやすいが、融通は利きにくい」

って出てきます。まーどっちもどっちってことだと思いますね。気にしなくていいかと。

そして、ちなみにですが、母体は同じなのでオリジナル商品もほぼ同じですし、大型ショールームも同じところです。

そんなこんなで総合的に考えましたが、結果、ウィザースホームを予約することにしました。

理由ですが、

  • なんとなく直営の方がよさそう
  • せっかくの関東圏
  • 展示場が近い
  • ロゴが青い(めちゃくちゃ重要)

くらいの理由です。まー、ロゴが青かったからですね。

見学を予約したのは3社

こうして、数あるハウスメーカーの中から、実際に見学を予約したのは次の3社になりました。

  • アキュラホーム
  • タマホーム
  • ウィザースホーム

これから各社へ向かうことになります。

果たして予算に収まるのか。どんな間取りや設備を提案されるのか。そして、3万円分のQUOカードは本当にもらえたのか。

次回以降、各社との打ち合わせから、最終的にウィザースホームを選ぶまでの経緯を書いていきたいと思います。

それではまた次回!

コメント

タイトルとURLをコピーしました